2024年度 オオクワガタ能勢YG　1本目投入完了！!　管理頭数確定

こんにちは　いろはです。

全国的に梅雨も明け、夏真っ盛りの猛暑が続いていますが皆様いかがお過ごしでしょうか。
熱中症による被害が連日報道されていますが、皆様くれぐれもご自愛くださいませ。


そんな猛暑の中、我が家は相も変わらずこんな感じで…

こんな美しい景色を見られるだけでも海へ出る価値がありますね。

そしてたまには嬉しい釣果になることも。

綺麗な景色に美味しい海の幸！！

まだまだこれから猛暑が続きますが、暑さに負けず熱い海へ繰り出そうと思います。

1本目投入完了！！

連日の暑い日差しが降り注ぐ中、Xやブログ、または動画では皆様の熱い羽化報告で賑わっていますね。

『でかっ！』
『すごっ！』
『カッコいい！』
と、一人興奮しながら拝見している毎日ですが、我が家もそろそろ羽化ラッシュを迎えそうな様子です。
1年間の集大成に否が応でも興奮を抑えきれない毎日ですが、そんな中2024年度の幼虫たちを1本目のボトルへ投入し終えました。

採れなかったラインはありましたが、幸いなことに全ての種♂から、また爆産ライン出現のおかげで目標頭数よりも多くの幼虫が採れ、今季はなんとか苦手な産卵シーズンをクリアすることができました。

2024年度 オオクワガタ能勢YG　2024産卵シーズン　歓喜と悲哀！！　悲喜こもごも

こんにちは　いろはです。先日画像の整理をしていると、懐かしい写真を見つけて手が止まりました。我が家の愛犬『いろは』。ラブラドールレトリーバー、現在9歳の女の子です。我が家へ来て間もないころですね。懐かしい！トイレを覚えさせ...

iroha-ookuwa.com

2024.06.22

昨年にも増して強力なラインナップで臨む2024年度。

お譲りして頂いた素晴らしい種親たちに加え、我が家で羽化した初年度の個体や初めて使用する早期羽化♀、そして幼虫里子でお譲り頂いたラインと、早くも様々な妄想が膨らみ、1本目ボトルの菌糸詰めにも自ずと力が入ります。

菌糸を回す時にはボトルの間隔をある程度取りたいので予備棚も使用。
過去最高数の1本目のボトルを仕込みながら若干ビビッていたのはここだけの秘密です。

今季初めて銚子オオクワガタ倶楽部様のZS菌糸を使用させていただきますが、菌の回りがとても早く驚きました。
下の画像は詰めて2日後。
あと数日で使用できそうな雰囲気です。

丸く膨らみながらも孵化しなかった卵が各ライン1～2卵見られましたが、孵化してからは★になる幼虫はほぼおらず一安心。
今季も孵化した幼虫たちは全てプリカでしばらく管理した後、初令～初2令で1本目へ投入しました。

元気にすくすくと育ってくれる事を願うばかりです。


そして過去最高頭数に伴う過去最高数の管理表と管理カードの作成。

こちらも過去最高枚数にビビッていますw


全ての幼虫を1本目へ投入完了したのは7月1日。
後々の管理のことを考え6月中の1本目投入完了を目標にしていました。
♀のコンディションが上がらなかったラインや採卵を粘ったライン、また6月下旬はバタバタしていた事もあり1日だけ遅れてしまいましたが、ほぼ予定通りに投入を完了する事ができました。

そして過去最多頭数のブリードに伴い発生するスペースの問題…
1本目の置き場所へ置ききれなかったボトルは現在空いている温室へ仮置きしています。

来年からは羽化時期も見直さないといけないかもしれませんね。

実際はペアリングからすでに2024年度ブリードが始まっている訳ですが、やはり1本目へ幼虫たちを投入し終えラックへ新たなボトルが並ぶと、改めて
『いよいよ今年度が始まるんだな！』
と身が引き締まる思いです。

2024年度ブリードライン、ブリード頭数確定

1本目のボトル、管理表、管理カード。
なんとか2024ブリードの準備を終え、現在全てのボトルがブリードルームに並んでいます。

そして2024年度のブリードラインおよび管理頭数がこちら。
頭の中の混乱を避けるため、また採卵する事が叶わなかった♀にも頑張ってくれた敬意を表してラインNo.はペアリング時に割り振ったナンバーをそのまま使用しています。

2024年度ブリード数、全251頭！！

ラインによって多い少ないはありますが、どのラインも期待が止まないものばかりですので2024年度も思いっきり楽しめそうです。

そして1本目の投入完了に伴い2024年度管理表も作成しましたのでご興味のある方はどうぞ。

スマホ、タブレットの方はこちら

PCの方はこちら



しかし唯一の心残りと言えば初年度の自己ブリ♂を使えなかったこと。
先程の表または2024年度ペアリングの投稿をご覧いただくとお分かりになるかと思いますが、初年度に採卵からのブリード個体を使用しているのはA1ラインの♀のみで、その他の我が家で羽化し種親として使用した個体は全て幼虫里子でお譲り頂いた子です。

昨年、初年度の子たちの羽化シーズンを前にふと…
『続々と羽化してくる子たちをどうしよう⁇』
スペースと手間と費用を考えると全ての子を飼育するのは不可能です。
それこそ家庭崩壊一直線…

そこで小さなお子さんがいる友人、知人に”オオクワガタを飼育してみませんか”と尋ねてみたところ、想像以上のご希望があり多数の個体が我が家を旅立って行きました。
その後、お譲りした子供たちの友達、またその友達とオオクワの輪は広がり、ついに種親候補を数頭残すだけになりましたがオオクワガタを飼育してみたい子がまだ数名…

オオクワガタの入った虫かごをこの上ない笑顔で持って帰る子供たちを見ていると…
お断りできませんよね。。。

そして…
2024シーズンの種親ですが種♀はもちろん、種♂もお譲りして頂くつもりだったこともあり、種親候補で残しておいた初年度の子たちは♀数頭を残し全てプレゼントしちゃいました。
今思えば1頭ぐらいは残しておけばよかったかな…とも思いますが、我が家の趣味によって喜んでくれる方がいるというのは私にとっても本当に嬉しいことですね。

その後もお譲りした方たちから近況のご報告をお伝えしていただいたり、冬の飼育方法をお尋ねいただいたり、今春にはブリードにチャレンジされる方もいたりと、皆様オオクワガタの飼育を楽しんでくださっているようです。
もう…こんなに嬉しいことはありませんね！
将来のブリーダーさんはいないかな⁈


そんなことがあり迎えた今季のブリード。

著名なトップブリーダーさんのお名前がずらりと並ぶ種親たちの血統表に、もはや楽しみしかありません。
『特大幼虫見れるかな⁇』
『カッコいい子に会いたいな』
『大きな子が出ちゃったらどうしよう⁈』
などと、すでに妄想は尽きませんが、これまでに経験したことのない管理頭数ですので雑な管理になってしまい、幼虫たちのポテンシャルを発揮させてあげられないことだけは避けたいところです。


そして早いものはすでに大きな食痕がみられるボトルも。

食痕の大小でその後の良し悪しが決まる訳ではないと思いますが、やはりボトルに見られる食痕は嬉しく。
今季も目を皿のようにして食痕を探してしまう日々になりそうな予感です。


今季でブリード3年目を迎えた我が家。
右も左も分からないまま始めたブリード初年度。
そして未だに右も左も分からないままのブリード2年目。
まだまだ思うようにいかない事ばかりで眠れぬ夜もありますが、2024シーズンはブリードの”ブ”の字くらいは理解できる事を目標に、そして素晴らしい種親、幼虫里子をお譲りしてくださった皆様へ良いご報告で御恩返しができますよう頑張りたいと思います。

すぐ覗く…すぐ弄る…すぐ掘る…
我が家もそろそろ我慢することを覚えなくちゃ！！
目指せ！脱初心者！！

2024年度のブリードはどんなドラマが待っているんでしょうね！！



最後までお読みくださりありがとうございました。