2022年度 能勢YG 遅ればせながら…蛹化シーズン到来!?

2022年度 オオクワガタ 能勢YG

こんにちは いろはです。

7月20日に中国、近畿、東海地方の梅雨明けが発表されましたが、それに続くように本日21日我が家の地方も梅雨明けしました。
じめじめと不快な梅雨も終わりいよいよ夏本番!!

夏といえば海、花火、スイカ、お祭り、かき氷…と楽しい事がいっぱい。
子供たちはすでに夏休みに突入し、各々夏休みの計画を立てているようです。
私は釣りの計画を…。

今年の夏も精一杯楽しみたいと思います!


初めての羽化観察

ブログやTwitterを拝見していると、早い方は5月頃より、それ以外の多くの方も羽化の報告をされていて
「うおぉぉぉ、でっか~!」
「うわっ!この子カッコイイな~!」
などと1人で勝手に盛り上がっています。

そんな我が家ですが、2021年に初めてブリードした無血統オオクワガタのセミ化幼虫が1年の時を経て蛹化してくれました。

昨夏の終わりには、もうこのまま★になっちゃうのかなぁ…と心配していました。
ですが、そんな私の心配など大きなお世話だと言わんばかりにしっかりと蛹に。


このままそっとしておこうかとも思いましたが、ボトルの側面に蛹室を作っていましたので観察を兼ねて人工蛹室に移す事にしました。
け、決して掘りたかった訳ではありませんw

初めてまじまじと見る&触れるオオクワガタの蛹にドキドキ…
傷付けちゃったらどうしよう?と心配でしたが、無事に人工蛹室へ移動することができました。


なんとか羽化を観察したいと思い過ごすこと数日。

起床後のルーティンになっていた人工蛹室を覗きに行くと…
羽化の真っ最中でした!!

急いで支度をした後、出勤ギリギリまで観察していましたが1つ心配な事が。


羽…閉じてないんですけど…

初めての羽化観察でこの後閉じるのか、それともこのままなのか全く想像がつきませんでしたので、とても不安な気持ちで出勤時間になってしまいました。

そして、祈るような思いで帰宅後ダッシュで確認。


と、閉じてるぅ!!

サイズは大きくなく顎ズレもありますが…
我が家にとって初めて人工蛹室で羽化してくれた、とても特別な子になりました。

数日後に見た時にはまだじっとしていましたが、もう大丈夫ですよね。


こんなに感動するなんて想像していませんでしたので、じきに訪れるYGの羽化を目の当たりにするとどうなっちゃうんでしょう?

今から楽しみで仕方ありません。

蛹化シーズンの準備と到来

我が家の2022年度ブリードも、蛹化、羽化を残すだけとなりました。
いよいよクライマックスを迎えるという事で、否が応でも気持ちは昂ります。
その分不安も感じますが…

我が家での可能な限りの準備はしておきたいと思い、改めて先輩ブリーダー様のブログを読み漁っていますが、なかなか上手くいかない事も多く、やはり勉強不足を感じますね。

上手くいったこと、いかなかったことはしっかりと記録を残して、来季は少しでも良い環境や状況で羽化シーズンを迎えたいと思います。



2022年度羽化ボトルの状況

昨年のブリードスタートが遅かったこともあり、我が家の2022年度ボトルはこれから羽化に向かって、という状況です。

ただ、心配な点がいくつか…

現在のところ♂は暴れているボトルはありませんが、♀は数頭暴れが見受けられます。
幸いにも予備のボトルがありましたので、交換を契機に蛹化してくれればとそちらへ交換しました。

そして数日後。
画像は暴れた♀のうちの1頭ですが、これって蛹室を作成してますよね?
食べてるんじゃないよね?


なんとか無事に蛹化してほしいところです。


そしてこちらは♂ボトル。


上の画像は現在の我が家の羽化ボトルですが、どうも劣化しているものがたくさん見られます。
ボトルの肩口から菌糸の収縮が始まり、それが徐々に下部へと広がっている感じですね。

温湿度、詰め方、投入までのボトルの保存方法など原因はいくつもあると思いますが、素人の拙い知識で考えたところ保存方法に理由があったのではないかと…。

心配性の我が家では交換時期に菌糸ブロックが買えない事を考慮して、在庫があるのを発見した際に少し早いかな?と思いつつも購入していました。
それ自体は問題ないと思いますが、届いたブロックをボトルに詰めてから冷蔵庫に保管。
冷蔵庫って凄く乾燥していますよね・・・
この乾燥により水分が蒸散してしまいボトルの劣化に繋がったのではないでしょうか。

ですので次回より
ブロック→菌糸詰め→保管
ブロック→保管→菌糸詰め
でやってみようと思います。

それでも劣化しちゃったら…また考えます。


ただ、先輩ブリーダー様のブログで
「劣化した菌糸ボトルでの羽化は不全率が上がる」
という記事を拝見しましたので、それ点が心配ですね…

最後に我が家の幼虫体重BEST2のボトル画像です。


こちらも劣化が見られますが、なんとか無事に羽化してくれることを願うばかりです。

大きな子は掘るのが怖い…



人工蛹室作成…って難しい

皆様の羽化報告を拝見してソワソワしている我が家。

そんな毎日でしたが、やはり初年度YGの羽化も観察したいと思い人工蛹室を作成することにしました。
早速近所のseriaを数店周りましたが、なんとどこもオアシスが売り切れ状態。
知らないだけで、実は近所でブリードされている方がいるのかな?

取り寄せをお願いしたところ、数日後に連絡があり受け取りに行ってきました。


これで準備は万端!

いざ作成!と意気込み見様見真似で作ってみましたが
不器用な私にはなかなか上手く作れず…

オアシスを削っているうちに予定のサイズより大きくなったり微妙な傾斜の角度などが難しい…
皆さん上手すぎ。

たくさんオアシスをダメにしたところで居ても立っても居られず、先輩ブリーダー様に教えていただいちゃいました。

そして出来上がったのがこちら。


手前味噌ではありますが、悪くないんじゃないでしょうか。

左がレギュラーサイズ。
右が大型サイズです。

万が一の事態に備えて大型用も作成しましたが、右の人工蛹室を使えるような大きな子に出てきてほしいですね。


2022年度能勢YG 初蛹化

先述しましたとおり、皆様の羽化報告を拝見しソワソワしています。

我が家もそろそろ…と思い、お試しで底側面に蛹室らしき物が見えているボトルを掘ってみる事にしました。
蛹化しているだろう菌糸ボトルを掘るのは初めてでしたが、グサッといっちゃいそうでかなり怖いですね。

恐る恐る…少しずつ少しずつ掘っていくと、フッとテンションが抜けた感触が伝わり蛹室へ到達。
ご対面~!と喜び勇んで中を覗くと…

え!?前蛹!?


てっきり蛹化しているものだと思っていましたので腰が抜けるほどびっくりしました!

どうしようと焦りましたが…と、とりあえず濡れティッシュを被せておこう。


と思いましたが、これは蛹化観察ができる絶好のチャンスでは!?
早速人口蛹室へ移し経過を観察することにしました。

その後蛹室も観察してみましたが、これぐらいの位置なら掘らなくてもよかったのかな?
う~ん、初心者の我が家には分かりませんね。



まだかまだかと待つこと数日。
お尻の皮がブヨブヨして黒くなり、体の側面に白い線のようなものが見えてきたのでいよいよですね!

家族総出で見守る中、遂に蛹化が始まりました。



「頭が割れた!!」
「頭が膨らんでるー!!」
「うわぁー!顎がでてきた!!」
「服脱いでる!頑張ってー!!」
と、女性陣の黄色い声援が飛び交う中…
私はフリーズ…

こんなに感動したのはいつぶりでしょう…
久しぶりに手はもちろん、心も震えました。

Twitterに投稿した動画を貼り付けておきますので興味のある方はどうぞ。



蛹化までの一部始終です。


この世のものとは思えないほど神秘的な光景です。
まるで綺麗な飴細工のよう。

残念ながら脚がクロスしちゃいましたが、また羽化まで楽しませてもらおうと思います。

頑張ってカッコよく羽化してほしいですね!


部活動

部活動・・・私にとっての部活動といえば、学生時代に仲間たちと共に汗を流した野球部です。
ちょうど今の時期高校野球が開催されていますが、ついつい気になって見ちゃいますね。

あれから数十年。

新しい部活に入部させていただきました!
まさかこの年齢になって部活動に参加できるなんて思っていませんでしたのでとてもありがたいです!

その部活動とは


ほりほり部!!

ベテランブリーダー様から私のような新人ブリーダーまで、数多の方が所属する部。
入部した者はもれなくホリホリ病という掘らずには居られない病にかかってしまう。
そしてそれは恐ろしい不治の病…

という解釈ですがよろしいでしょうか??www

部員証明書も頂きました!


創業者&CEOのtamushin会長、主催者のひろパパさん、そして先輩部員の皆様どうぞよろしくお願い致しますっ!


大義名分を頂けましたので、これから気になったボトルはどんどん掘っていきたいと思います。

ということで、準備運動がてら蛹室の位置が良くないボトルを3本掘ってみましたが…
なんと2本目3本目がともに前蛹で、掘る予定だったボトルを慌てて元の棚に戻しました。

まだちょっと早いんですね…

現在までに掘り出した子たちです。
画像左下の子は掘り出し翌日に蛹化していました。


よく見ると、同じオオクワガタですが形が微妙に違って面白いですね。

この4頭のうち最も大きな子はこの子です。

YG22B1-08
♂83.7mm 銚子オオクワガタ倶楽部様
♀54.0mm 銚子オオクワガタ倶楽部様
割出し 2022.6.14 6.29孵化 S8プリカ
1本目 2022.7.21 初令 L-GSP
2本目 2022.10.14 20.6g L-GSP
3本目 2023.1.1 35.4g CS
4本目 2023.4.7 31.7g S8K


羽化サイズの予測は85mm前後でしょうか?
4本目交換時に体重を減らしてしまい、しかも蛹が若干歪んじゃっていますが、なんとか元気に完品で羽化してほしいところです。


我が家はこれから本格的な蛹化シーズンを迎えそうです。

初めて出会った能勢YGからの豆粒よりも小さかった孵化したての幼虫たち。
それが今ではこんなに立派になってくれました。

思いを馳せれば何とも言えない感情が湧いてきますが、是非とも1頭でも多く綺麗な姿の完品で羽化してくれる事を願います。
できれば大っきく…

これから迎える蛹化、羽化シーズンも思いっきり楽しみます!
早く羽化してきた子に会いたいですね!

エンジョイ!オオクワブリード!!




最後までご覧くださりありがとうございました。

コメント

  1. tamushin より:

    ほりほり部入部おめでとうございます 👍
    入部したからには各ライン2~3本、最低10本は掘らないとねぇ~ 😆
    自作人工蛹室綺麗でバッチリですね 👌

    S8は外側が劣化していても中は大丈夫ですよ 🙆‍♂️

    • いろは いろは より:

      ほりほり部CEOの tamushin会長
      コメントありがとうございます😊
      S8は外側が劣化しても大丈夫なんですね!
      安心しました😮‍💨
      しかし少しでも良い環境で羽化してほしいとも思いますので、見当違いかもしれませんがあれこれ考えてみようと思います😅
      各ライン2〜3本、最低10本ですか🤣
      先輩の皆様にしっかりとついていけますよう精進します😆
      掘るのって…楽しいですね✨

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