こんにちは いろはです。
朝晩は夏の厳しい暑さも過ぎ去り、薄着をしていると肌寒く感じる様になりました。
いよいよ秋の到来ですね。
食欲の秋、スポーツの秋、読書の秋と皆様それぞれの秋を楽しまれると思いますが、我が家はというと…
やはりアオリイカの秋!
ティップランというティップ(竿先)でイカの微妙なアタリを取って掛けていく釣り方でアオリイカを狙いますが、この釣りに魅せられてもう8年目になります。
今シーズンもすでに開幕戦に行ってきました。
7月の大雨で泥水が海へ大量に流れ込んでいたのが心配でしたが、元気な新子がティップを揺らせてくれました。
最大で胴長20cm弱とサイズはまだまだですが、これから一潮ごとに成長した姿を見せてくれることと思います。
何年やっても毎年課題が見つかるティップラン。
昨年からすでにあれこれ考えていることがあり、今シーズンも試行錯誤しながら一生懸命攻略したいと思います!
何だかオオクワブリードと似てますね。
初めての羽化シーズン
X(旧Twitter)やブログで皆様の羽化報告をワクワクしながら拝見し、まだかまだかと我が家の羽化シーズンを待っていました。
期待と不安が入り混じるブリード初年度羽化シーズン!
“羽化ボトルはこれでいいのか?”
”温度は?湿度は?”
”人口蛹室は大丈夫?”
不安一杯で迎えた羽化第1号。
蛹体重は25g程とそこまで大きくなく大丈夫だろうと思っていましたが…
まさかの翅が。。。
その後も似たような体重の蛹が翅パカとなり、一喜一憂どころか”憂”のみに。
その後蛹で掘り出した数頭が完品で羽化してくれ少々持ち直しましたが、不安は拭えないまま期待の子たちの羽化を迎える事になりました。
そしてというか、やはりというか…
うぅぅぅ…
掘った子も掘らなかった子も
羽パカ…不全…蛹化後★…羽化後★…
まるで不全のデパートのようなありさまに、改めて完品羽化への厳しさとともに最後の壁を乗り越える難しさを痛感することになりました。
まだまだ勉強が足りませんね。。。
ですがこの不全ラッシュの中いくつか”もう少しこうした方が良いのでは⁇”というところもありますので、23年度羽化シーズンには羽化ボトルの管理方法を少し変更してみようと思います。
君たちの死を決して無駄にはしない!…はず。
羽化報告
先述した通り不全をたくさん出してしまった我が家ですが、そんな中でも逞しく綺麗にカッコよく羽化してくれた個体もいます。
やはり完品羽化は嬉しいですね!
大きな子はいませんが、以下ライン毎の最大個体をご紹介致します。
YG22A1ライン
A1ラインは♀がなかなか産卵行動に移ってくれず、粘りに粘ってやっと採卵する事が出来ました。
その甲斐あってか幼虫体重も平均して良く乗ってくれ(我が家比)期待していましたが、羽化サイズには若干反映されなかったようです。
でもカッコイイ子が多く羽化してくれました。
【A1ライン最大個体 YG22A1-18】
最終体重36.7g 84.1mm
YG22A2ライン
A2ラインは孵化しない卵、プリカで★になってしまった個体も多く心配していましたが、ただ1頭残った♂が完品で羽化してくれました。
元気に羽化してくれてありがとう!
【A2ライン最大個体 YG22A2-09】
最終体重34.7g 84.3mm
YG22A3ライン
A3ラインは22年度の里子を除く6ラインの中で最も幼虫が採れたラインです。
期待とは裏腹にサイズには繋がりませんでしたが、★になる子も少なく健康な個体が多かったラインです。
【A3ライン最大個体 YG22A3-20】
最終体重35.3g 84.1mm
YG22A4ライン
A4ラインは♂♀ともに御本家様を血統背景に持つ種親です。
1本目2本目と上手く体重を乗せる事が出来ず大型はいませんが、がっしりとした個体が多い印象です。
【A4ライン最大個体 YG22A4-12】
最終体重33.9g 84.4mm
YG22B1ライン
B1ラインは幼虫体重に比べて大きく羽化する個体が多かったです。
Bながら87mm~88mmで羽化してきた子がいてとても驚きました。
俗に言う”還元率が良い”っていうのはこういうラインなのかなぁ⁇と思ったラインです。
【B1最大個体 YG22B1-11】
最終体重31.5g 83.7mm
YG22B2ライン
B2ラインは幼虫体重が乗った子(我が家比)が多く密かに期待していましたが、大きな子はことごとく不全や翅パカと、羽化シーズンの管理の難しさを教えてくれたラインです。
29g前後の蛹がどれか1頭でも完品羽化してくれていたらなぁ…と思うと残念です。
【B2最大個体 YG22B12-02 】
最終体重34.3g 84.7mm
驚愕の2022年度最大個体
そして残すは里子でお譲りいただいた全8頭。
C2ラインは3頭全て♀、D1ラインは唯一の♂が不全で羽化後★ですので割愛します。
残すはC1ラインのみ。
掘りたい気持ちをグッと我慢し、もう羽化してるかな?というタイミングで掘り出すことにしましたが、やはり最大体重の個体は最後まで楽しみたいと思い、こうなりました。
え?
ええぇぇっ!?
この子大きくない!?
Xへのポストは掘り出しから少し経っていますので大興奮していますが、掘り出した瞬間は今まで見たことのない大きな個体に絶句。。。
人間、本当に驚いた時って言葉が出ないんですね…。
【2022年度最大個体】
YG22C1-02 88.4mm
ひろパパ様幼虫里子
そしてそろそろ固まった頃を見計らって本計測をすると…
初年度の我が家にとって驚愕のサイズ!!
は…は…はちじゅうはってんよん。。。
よ…よ…よもやよもやだ。。。
個体を前にしばらくの間放心状態でしたが、落ち着きを取り戻すとじわじわと嬉しさが込み上げてきました。
もう何というか…嬉しすぎる。。。
そして里子をお譲りくださり、お忙しい中私のくだらない質問にもご丁寧に教えてくださったひろパパさんに結果でご恩をお返しする事ができ安堵の気持ちで一杯に。
そしてもう1頭同じラインから。
【2022年度♀最大個体】
YG22C1-03 58.2mm
最終体重20.7g ひろパパ様幼虫里子
♀もデカい。。。
そして綺麗!
来季の種親確定ぃぃいー!
我が家の温度ブレブレ、交換時期ズレズレ、菌糸イロイロという決して良いとはいえない環境で88mm、58mm、しかもこんなにカッコよくそして綺麗に羽化してくれたなんて未だに信じられません。
やはり血統の持つ力は凄まじい!!
そして全くの素人だった我が家へ素晴らしい種親をお譲りくださり、訳の分からないトンチンカンな疑問にも真摯にお答えくださり、失敗して落ち込んでる時には優しく叱咤激励してくださいましたひろパパ師匠。
疑問ばかりだったブリード初年度の我が家へお気遣いいただき、たくさんの助言をくださいました先輩ブリーダーの皆様。
いつも楽しく交流させていただき、1年間高いモチベーションを維持させてくださったブリード同期の皆様。
新鮮で栄養たっぷりな菌糸を提供してくださった菌糸屋様。
冷ややかな目で見つめながらも好きな事をさせてくれた家族。
我が家に関わってくださった全ての皆様のおかげで今回の結果になりました事を心より感謝致します。
本当に本当にありがとうございました。
やったぁぁぁあーーーー!!
今回も最後までお読みくださりありがとうございました。
コメント
いろはさん 今晩は!
蛹化後★、羽化後★、不全の嵐 😭
♂884、♀582の歓喜 🙌🤩
忘れる事のできない凄く濃い1年でしたね。
次の1年も仲間と共にエンジョイ!ブリード!! 👍😊
tamushin会長 こんばんは!
コメントありがとうございます🙇♂️
分からない事ばかりでただただ右往左往するばかりの1年間でした💦
たくさんの不全を出してしまい申し訳ない気持ちで一杯ですが、その子たちから教えてもらった事も多く、今季に少しでも改善出来ればと思っています😭
そして我が家にとって驚愕の♂884と♀582🤩
完全なビギナーズラックですが、我が家にとって驚愕のサイズに早くも来季が楽しみで仕方ありません✨
そしてそれ以上に嬉しかったのが虫を通して沢山の方と交流させて頂けたことです😆
同じ趣味同じ目標を持つ方と、時には教えていただき時には情報交換し時には励まし合う!
こんなに楽しいことがあるんだと✨
私は恵まれてますね✨😭
すでにスタートしているブリード2年目!
今季も皆様と思いっきり楽しんじゃおうと思います😆
エンジョイ!オオクワブリード!✨
お疲れ様です、同士😊
私もブログを書かないといけませんが成虫の集計も出来ておりません😂
初年度は失敗も多くありましたが勉強になりました📝
私の場合ブリードのあらゆる予定をキチンとこなせなかったことが最大なので今季はまずそこですかね😅
今季は全てを糧にさらに一段上を目指しましょう✊
884と582は種親決定ですね✨
今季も情報交換し切磋琢磨して
頑張りましょう😄
釣りもね🎣😁
同士、コメントありがとうございます🙇♂️😊
あたふたしている間に過ぎ去った怒涛のブリード初年度でした💦
思い返すとあれやこれや上手くいかなかった事がほとんどで、知識不足勉強不足を痛感した1年でした😅
そんな中、逞しく羽化してくれた子たちには本当に感謝です😭
今季も色々とお世話になるかと思いますが、お互いまだ見ぬ世界を目指して頑張りましょう✨😆
もちろん釣りも🎣😁